LIFE LOMO 2013に出展中
今年2013年の年明けも、世田谷233主催の写真展「LIFE LOMO 2013」(通称「LIFE展」)へ出展させていただいている。遅くなってしまったが、ようやっと告知させていただきたい。
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【LIFE LOMO 2013】
場所:三茶・若林 世田谷233 http://233.jp/
期間:2013-01-06(日)~2013-01-31(木)
所在地:〒154-0023 東京都世田谷区若林1-11-10
開店時間:12:00~20:00
休業日:毎週火曜日、第1・第3水曜日
▲アクセス▼
(1)東急世田谷線 若林駅から徒歩3分
(2)東急田園都市線・世田谷線 三軒茶屋駅から徒歩10分
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LIFE展は、LOMO・Lomographyブランドのトイカメラによる写真展。基本的に、出展者が自分なりに「LIFE」を捉えて作品にすることになっている。…ここで、2009年から前回までの出展作品を改めてお見せしたい。自分の場合は「LIFE」から「ライフライン」を重ね合わせて、乗り物系の写真をメインに出している。
1.2009年…以前にもこのブログで書かせていただいたが、これがLIFE展初出展の作品。前年にSMENA35で拝島線の西武立川駅を撮ったときのものだ。駅前は青空と枯草しかない広大な空地。自分が知る限り、何十年も荒涼とした景色のままだった。
2.2010年…前年の10月に、バスの車内/車外でバルブ撮影したものから、2枚をセレクト。このときは、それぞれで「静と動」の対局になるようにした。上の段は信号待ちの間に行き交う車のライトで躍動感を、下の段は終点で折り返しを待つ間の、僅かな静寂を表した。
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3.2011年…脈絡を見つけにくい2枚をあえてセレクトして、ONとOFFを端的に表した。バルブ撮りした電車はONを、芝桜とかざした手の多重露光はOFFを、それぞれ表現。「日常と非日常」或いは「日常から非日常へ」と変わるイメージを、出させていただいた。(過去の記事)
この時使っていたフイルム「FUJI PRO800Z」は海外向けで高価だったが、色彩が色濃く出てくれるので、SMENA35で撮る際によく使っていた。しかし残念なことに、この作品を出したその年にPRO800Zは生産中止になってしまった。あれこそが、自分にとっては最高のカラーネガフイルムだったのだが…。
4.2012年…前回の記事でも紹介した、西武立川駅再訪時の写真。以前と違う駅舎に変わっても、駅前の空地が健在な所に、どことなくこの駅のユニークさを感じていたが、 昨年からは遂に駅前開発が始まって、250戸を超えるニュータウンに変わ生まれ変わりつつある。2回にわたって収めた風景は、文字通り「過去のもの」になった。
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自分が使ってるLOMOカメラ「SMENA35」は、旧ソ連時代に製造されたもの。 シャッターとシャッターチャージが分かれてる上に、ピントもシャッター速度も完全にマニュアル設定のカメラだ。 LOMO・Lomographyブランドのカメラは数台持っているけど、今のところLIFE展で出展した作品はSMENA35で撮った写真のみ。他のLOMOカメラで撮った写真は、様子を見つつ出していければ…と考えている。
今回のLIFE LOMO 2013で出展している作品は、東急東横線・渋谷駅を題材にさせていただいた。実は今年の年賀状も、実は東横線の見えるR246の歩道橋から、SMENA35でバルブ撮りしたものを使っている。今年3月には地下鉄副都心線への乗り入れで地下に移転することになっているため、「風景を残す」意味合いを込めて出させていただくことにした。
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LIFE展は今月末まで公開している。19日の夜には、この写真展の交流会も開かれるので、写真に興味のある方は訪れていただきたい。自分は予定次第では交流会に行かれなくなる可能性もあるが…。