戸越銀座商店街。「節電」による看板の不点灯が寂寥を呼び起こす…。 フォトカノン前。「photopuzzle#5 音」の看板が出ている。

時期が前後するが8月下旬に戸越銀座のフォトカノンさんで開催された、「photopuzzle#5 音」の展示の模様を、UPさせていただく。

メッセージや感想が店内に貼られている。 HOLGAがいっぱい

毎回シンプルなテーマが特徴のphotopuzzleで、「音」をイメージできる写真ということで、今回は5年前の1月に開かれたときの、満月カフェ@世田谷233の写真を選ぶことにした。その当時、恒例だったアニュウリズム君の弾き語りの模様を収めた写真が、今回のテーマにマッチしていたからだ。ちなみに展示にあたっては、前もってアニュウリズム君本人に了承をもらってからフォトカノンさんへ応募している。

今回の出展作品「AURA」

 

photopuzzleでは毎回フォトアルバムが作られる 今回の作品も、この通りアルバムに収録されている。

今回の「photopuzzle#5 音」に集まった写真は、119点。これまでのテーマと較べると、若干出展者数が少なめだが、その分じっくりと写真が観られる感じではあった。今回出展した写真も、この通りアルバムとして収録されている。展示そのものが終了しても、作品自体は手元に残るのも、photopuzzleの特徴だ。

「AURA」:ギターを弾くは、アニュウリズム君。

「AURA」という題名にしたのは、ロウソクの灯りと電気ストーブの光だけで照らされたアニュウリズム君の周りを、カメラが独特な紫色の反射具合を交えて捉えていたためだ。この空気感は、「音」というテーマと彼の音楽を写真で表現するのに、合っていると感じていた。
残念ながら、満月カフェ@世田谷233での彼の弾き語りは2008年の暮れで突如として終わってしまったが、あの頃の写真をできるだけ多くの人に観ていただく機会が作れて、本当に良かったと感じている。

今後もまたphotopuzzleに出展するかは、次のテーマ次第。果たしてどんなものになるだろう…。